株式会社オーテック

複合NC旋盤で2ミリ材より異形加工からΦ32×1500L迄の変形複合加工を、ワンチャックにて全切削加工を行う事ができます。

・当社は、ステンレスをはじめとし、チタン、純銅、炭素鋼、アルミ（純アルミを含む）材の切削加工を手がけております。 そして、長尺ものや複雑な形状をしたものを切削するための加工条件や工具の選定について長年培われたノウハウを蓄積しており、独自の加工技術には自信をもっております。

・特に長尺ものが得意です。加工が難しくて他社で出来ないために当社にご引き合いいただいたものも積極的に承っております。 具体的な形状としましては、φ2なら500mmまで。φ6なら1,500mmまでのものに対応可能です。また、長さ2,500mmまでなら一加工で出来る技術を持っております。 長尺ものの製品例としては、楽器用の部品が多く、材料はステンレスが多いです。

・精度としては、公差幅10μの寸法精度が可能です。寸法や表面アラサの点で通常研削加工が必要な所に対しましても旋削加工で対応しております。 場合によっては公差幅4μにも応じます。

・また、段付きのある製品も得意です。研削加工の場合は偏芯が問題となりますが、当社では通常研削加工が必要な精度の製品も旋削で仕上げますので、偏芯を避けることが出来ます。

・当社は、新素材のチタン、純銅など加工の難しいものに対しても前向きに取り組んでおります。 いろいろな製品を手がけて経験を積み、いかに早く、いかに安くご提供できるかを常に考えております。

・チタン製品としては、歯を固定するねじや骨を固定するねじを取り扱っており、純銅製品では、ハイブリッドカーや電気自動車のモータ駆動用バッテリー関係部品に取り組んでおります。 純銅は柔らかい素材ですが、切削が難しく、良いコーティングを施した超硬バイトを選定するなどの工夫をしています。

・これら難加工材の切削にも積極的に取組み、経験で得た加工条件をノウハウとして蓄積しておりますので、自信を持ってサービスをご提供させていただきます。

・当社は、少量多品種、納期が短い、設計変更が多いといった製品に適した独自の事業モデルを確立しております。 2輪車の試作品、量産品、4輪車の試作品及び量産品の一部では、旋削加工で制作した方が型の必要な鍛造を利用するよりコスト的、納期的に有利なことが多く、当社の事業モデルに合致しております。 切削技術を生かした自社の領域を確立しております。